アグロリグAgro-Lig®SCは、海外での数多くの試験を積み重ね効果を確認しています。2014年からは国内各地で多くの試験を開始し、良好な結果を得られています。こちらでは鹿児島県徳之島<天城町糖業部会>におけるさとうきびでの効果試験の詳細をご紹介します。
(実績単収 kg/10a)
アグロリグ®SC散布と無施用では、収穫時これだけの差が出ました。
10aあたり、100リットルの水量を基準に計算しています
回数 | 散布時期 | 10aあたり散布量 | 希釈倍率 | 散布場所 | 同時散布 |
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1回目 | 植え付け1週間前 | 250ml | 400倍 | 土壌全面 | |
2回目 | 植え付け7日後 | 250ml | 400倍 | 土壌全面 | 除草剤 |
回数 | 散布時期 | 10aあたり散布量 | 希釈倍率 | 散布場所 | 同時散布 |
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1回目 | 株揃え直後 | 250ml | 400倍 | 株元から畝間 | 除草剤 |
2回目 | 追肥時 | 250ml | 400倍 | 土壌全面 |
町別 | 面積(a) | 作型 | 品種 | 備考 |
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天城町 | 20 | 株出 | その他 | 廃耕予定地の萌芽・生育が旺盛となった。 |
天城町 | 800 | 3作 | 8、23号 | 三作平均6トン以上をキープ出来そう。 |
天城町 | 20 | 株出 | 8号 | 雑草が繁茂し、管理不足ではあるがキビは良い。 |
天城町 | 40 | 株出 | 8号 | 夏場の乾燥時に、深い緑色をしており生育が良い。効果を実感している。 |
天城町 | 100 | 夏植 | 30号 | 植付時期が9月下旬で遅く、雑草に覆われていたが単収6.7トンとなった。マンゴーにも葉面散布したら木の生育が良くなった。樹勢は散布回数でも違いが出ている。今年も、5L購入し使用している。 |
天城町 | 80 | 春、新夏植 | 30号 | 分げつ・生育旺盛で、収量アップに繋がると思う。新夏は、培土作業が出来ないほど生育している。 |
天城町 | 100 | 3作 | 8、23号 | GS酵素も使用しているが、どちらも良い。今期は、キビが良く嬉しい。収穫が楽しい。 |
天城町 | 50 | 株出 | 8号 | ハカマが多く耕転できるか不安だったが、散布後は難なく耕転できた。根本的に湿地帯で、土壌改良が必要。自分としては、納得している。ジャガイモは、25倍の収量があった。(500kgの種イモから12,500kg収穫) |
天城町 | 10 | 春植 | 30号 | 土がフワフワした状態になった。深い緑色で収量アップに期待できる。 |
天城町 | 30 | 新夏植 | 8号 | プランター植付だが、作業者もキビの発芽も良く、分げつも多い。除草剤と混用散布したが、異常はない。 |
天城町 | 30 | 株出 | 8号 | 土が柔らかくなり、ふわふわ状態。土壌改良に良いと理解できた。 |
天城町 | 1,000 | 3作 | 23、30号 | 分げつ・生育旺盛で、新夏植えからも購入し散布した。全圃場に散布したい。今年も、50L購入し、10haほど散布済。 |
天城町 | 50 | 春植 | 23号 | 土の色も変わった。父を説得し使ってみて良かった。 |
天城町 | 100 | 夏植、春植 | 8号 | 元々与名間は痩せ地なので、植付前に堆肥も投入しているが、エナゾールとGS酵素の使用で、かなり土の状態が改善されていると思う。散布も容易にできて収量アップにも繋がるので農家にも勧めやすい。 |
天城町 | 20 | 株出 | 23号 | 茎径が太くなり、生育が良く収量アップに繋がると思われる。 |
天城町 | 40 | 株出 | 23号 | 10アール当たりの単価としては、3,000円は安いと思う。100キロでも単収がアップすると納得。 |
天城町 | 200 | 春植 | 23号 | キビの葉が濃い緑で、夏場でも他の圃場よりも生育が良かった。今年も15L購入し、散布した。 |
天城町 | 100 | 春植、株出 | 23号 | 使用している農家の圃場を収穫すると、良さが分かり自分でも使用したくなり、5L購入し使用している。 |
天城町 | 400 | 3作型 | 8号、23号 | H26/27年期より、単収が2t/10aアップし収量が大幅に増加した。今期も30L購入し全圃場に散布し、他農家から見事なキビだと評価を受けている。今後永続的にキビ作が出来ると思っている。 |
伊仙町 | 10 | 株出 | 8号 | キビの葉が深い緑で、夏場でも他の圃場よりも生育が良かった。 |
伊仙町 | 20 | 春植 | 23号 | キビの葉が深い緑で、生育が良い。 |
伊仙町 | 20 | 春植 | 8号 | 今までで、一番良いキビが出来、伸びが良い。 |
伊仙町 | 100 | 3作 | 23号 | キビの葉がどす黒くなり元気になった。夏場の乾燥した時期にも青々としていた。 |
伊仙町 | 20 | 春植 | 23号 | 除草剤散布時とスミチオン乳剤散布時の2回散布した。少し勾配のある畑だけど、エナゾールを散布した所は非常に良い。サッと散布しただけで差が出ている。600ml/10aを使用。メリクローン苗からの二芽なので尚良いと思うが、7月に除草剤を散布した時、効果を実感した。今年は、350a全圃場に散布する予定。 |
徳之島町 | 510 | 春植、株出 | 8号 | 既に1回目の管理作業を終えていたが、害虫防除時にエナゾールを混合散布した。茎数が多くなり生育も良好で、培土作業にトラクターが入れない状況となった。 |
徳之島町 | 100 | 夏植 | 8号、17号 | GS酵素も使用しているが、どちらも良い。今期は、キビが良く嬉しい。収穫が楽しい。生育が旺盛となり、今までに作ったことが無いようなキビに生育している。 |
徳之島町 | 100 | 株出、夏植 | 8号、23号 | 管理作業が遅れて、使用方法も理解しない内に取り掛かり草に追われた。思った以上に、生育が良く効果があると実感した。 |
徳之島町 | 100 | 株出、春植 | 8号、23号 | 効果は勉強会等で、理解していた。価格も安くなっていたので、思い切って購入し、使用している。生育が良すぎて、管理作業が出来ない圃場が出た。 |
徳之島町 | 100 | 株出、春植 | 8号、23号 | キビやジャガイモにも良いというのは理解していたので、どこで買えばいいか分からなかったが、南西サービスで買えるので嬉しい。GS酵素と一緒に使用したい。 |
ばれいしょ(トヨシロ)規格内収量(Kg)
播種後に0.4㍑/10a、250倍液全面1回散布
試験区名 | 1株当たり上いも数 | 上いも1個重 | 上いも収量 | 同左比 | 規格内収量 | 同左比 | ライマン価 | |
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反復 | (個/株) | (g/株) | (kg/10a) | (kg/10a) | ||||
慣行区 | ① | 11.6 | 96.6 | 4,526 | 4246 | 15.6 | ||
② | 8.2 | 93.5 | 3,097 | 2,972 | 14.7 | |||
平均 | 9.9 | 95.3 | 3,811 | 100 | 3,609 | 100 | 15.2 | |
試験区 | ① | 8.6 | 115.4 | 4,011 | 3,598 | 14.5 | ||
② | 7.5 | 162.5 | 4,922 | 4,408 | 14.7 | |||
平均 | 8.1 | 137.3 | 4,466 | 117 | 4,003 | 111 | 14.6 |
上川中央農業協同組合、上川農業過料普及センター データより
ばれいしょ(メークイン)
試験規模
①供試面積:450a
②1区面積:100a
10aあたり、100リットルの水量を基準に計算しています
回数 | 散布時期 | 10aあたり散布量 | 希釈倍率 | 散布場所 |
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1回目 | 植え付け22日後 | 400ml | 250倍 | 全面散布 |
てんさい糖量収量(Kg)
移植後に0.4㍑/10a、250倍液全面1回散布
※3か年平均で有意差あり
品種:アンジー H29年4月27日播種
散布日 | アグロリグ散布量 | 水量 | 倍率 |
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5月29日 | 150ml/10a | 100L/10a | 666倍 |
6月8日 | 100ml/10a | 100L/10a | 1,000倍 |
収量調査 | |||||
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根重 | 糖分 | 糖量 | 糖分 | 糖量 | |
(g/株) | (%) | (g) | 対比 | 対比 | |
試験区 | 927 | 15.31 | 142 | 104 | 115 |
無処理区 | 841 | 14.7 | 124 | 100 | 100 |
たまねぎ(オホーツク222)5月25日より500倍で7日間隔で4回施用
品種:北早生3号
H29年4月13日 400mlを1000倍で400L 施用
H29年4月24日 250mlを1000倍で250L 施用
H29年5月20日 定植
H29年6月中旬 500倍で全面散布
H29年8月2日 写真撮影
北海道北石狩管内で8月上旬から10日ごとに2回散布により、無散布対比GI比で148%、根中糖度117%向上事例あり
北海道東旭川で7月中旬 ×250散布 製品重で無散布対比107%
250倍で定植2週間後に葉面散布